眠りたいのに眠れない〜サラリーマンが陥る不眠
私は40代半ばの男性で、会社では技術開発をしているごく普通のサラリーマンです。
大学を卒業してそのまま入社した今の会社に勤めて勤続20年近くになります。特に出世欲もなかったので会社内の派閥や出世レースには参加もしておらず、そういったストレスとは無縁でした。
しかし、10年前くらいから事業拡張のため他出張所へ出かけることが多くなり、長い時は半年以上単身で賃貸住まいをすることもありました。その頃からでしょうか、何だか寝付けない夜がしばしばやってくるようになりました。
同じ頃会社で大幅なリストラ計画が浮上していて、技術職でも「営業もできる技術職」が残されるという噂を耳にしました。納期遅れや設計ミスの尻拭いなど、それなりにストレスを感じる場面はありましたが、このリストラ事件は私にとって初めての大きなストレスとなりました。

子供も反抗期を迎え初め、妻からも育児の参加が足りないと愚痴られるようになり、日頃の運動不足も相まって体力気力が低下した30代半ばに不眠症がやってきたと思います。
自分が眠れていない自覚は初めありませんでした。
傾向としては、いびきや歯ぎしり、無呼吸という症状が徐々に表れ耳鼻咽喉科、歯科などに行って相談していくうちに先生方が口をそろえて「不眠傾向にあるのでは?」と言い始めたので気づかされたという感じです。
翌日が早い時などは「眠ると起きれなくなるかも」という恐怖観念に苛まれ1時間おきに目が覚めました。その1時間さえも、目を瞑っているのに瞼の裏が見えるので「あれ?俺寝てない?」というとても浅い眠りでした。
眠ろうとすればするほど眠れない、これが不眠の一番悩ましいところです。じゃあ眠らなければいいと開き直っても、体力の限界がくると眠くなるので置き続けると翌日の仕事に差し障りが出ます。
”よく眠れる”というタイトルのCDは片っ端から試し聴きしました。
ラベンダーやベルガモットのアロマオイルを枕カバーに浸み込ませたりもしました。
鼻クリップや耳栓、アイマスクを使ってみたり、マッサージに通ったりもしました。
それでもあまり効果がなかったので仕方なく同僚が通っていると言う精神内科を紹介して貰うことに。
「精神内科」という言葉に抵抗がありましたが、行ってみると普通の病院とそれほど変わらない造りで風邪のための受診となんら変わらない感じがしました。診断結果から睡眠導入剤を処方されました。
この薬は確かによく効きました。ちゃんと眠れるようになり驚いています。しかし、昼間でもたまに眠くなる時があるのと今では手放せなくなってしまった事の方が少し厄介な悩みになりました。
でも薬のお蔭で不眠と前向きに付き合えるようになってからは精神内科の先生オススメの運動を始めることにしました。それは水泳です。ちょっと贅沢ですがスポーツジムに通い始め、仕事帰りに寄って30分〜1時間泳いでます。浮力を利用するのであまり力を使わずに体力を消耗でき体が充実感を味わえるので更に眠り易くなりました。
ただ一つ悩みがあるとするなら、この10年の間に、何度か薬がなくても過ごせるか試してOKの日もあることに気づきましたが薬が少なくなってくるとまだ少し不安になることです。
この不安からいつかは解放されたいというのが今の本音です。
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